乳がんになるとどれくらいのお金がかかるのか?
女性がもっともなりやすいがん“乳がん”。手術や薬のことも気になるけど、やっぱりお金のことも心配。乳がんになると、どれくらいのお金がかかるのか。そこでお金の専門家であるファイナンシャルプランナー2人に話を聞いた。どうやら、あまり知られていない意外なところにリスクがあるようで……。
「お金のプロ」と「がん」と言えば、先日食道がんで亡くなった山崎元氏や、すい臓がんであることを公表した森永卓郎氏が頭に浮かびます。
この記事は、乳がんに罹った経験を持つ2人のフィナンシャルプランナーに話を聞いた記事なのですが、「お金のプロ」ほどがんになりやすいのかと感じてしまいますね。
実際にそんなデータがあるわけではないのですが。
差額ベッド代1日3万円の個室は…
黒田さんの治療費で目をひくのが「差額ベッド代」です。なんと1日3万円!
大部屋を希望していながら個室しか空きがなかったから、という理由で個室を使ったのであれば、病院側の負担になるのでは…
どうしてもこの病院でないと、と無理を言って入院させてもらったということなのかなぁ?
差額ベッド代の平均は個室で8000円台だそうで、東京の平均はかなり高いみたいですがそれでも1日3万円は相当高い。
この差額ベッド代を「がんに罹った時の金銭リスク」に含めるのはちょっと違和感がありますね。
長い期間にわたってお金がかかる
一方、5年間の治療費が150万円(年30万円相当)ということで、このように継続的にかかると高額療養費の対象にならない金銭的なリスクと言えます。
入院したのは17泊とのことで、やはり通院治療でお金がかかるリスクや、生活が変わることでお金がかかるリスクを考えておいた方がいいでしょう。
医療保険のCMでは、「差額ベッド代」が必須の前提で入院給付をメインにその必要性を語りますが、がんと診断されたら一時金が出るほうがいいということ。
どうしても個室に入りたいという人向けなんでしょうね。