貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「毎月3000円貯金」で老後資金を作れるのか

老後に向けて「毎月3000円貯金」

financial-field.com

老後の生活に向けた貯金方法のひとつに、3000円貯金があります。毎月3000円を貯めていくというシンプルな方法ですが、毎月欠かさず行えば老後で自由に使えるお金を工面しやすい点が魅力です。

「毎月3000円貯金」が「老後の生活に向けた貯金方法のひとつ」としてよく知られているというのは初耳です。

積立貯蓄は昔からあるし、天引き貯金であれはかつては「財形貯蓄」がよく知られた存在でした。

ただ、毎月3000円である理由がわかりません。毎月3000円くらいなら出しやすいよね、という意味なのかなぁ?

それなら「手取りの2%」くらいの設定で、最初は3000円から始めて給料が増えたらそれに合わせて積立金額も増やしていけばいいと思いますが。

40年ならインフレも考慮しなければ…

22~65歳の43年間を毎月3000円貯金したら154万8000円で、これだけでは老後2000万円には到底届かないよ、というオチが用意されています。

いやそもそも、40年以上ならインフレ率も相当考慮しないといけないし、銀行預金だって全く利息がつかないわけでもないし。

財形貯蓄は利息が非課税になる枠(財形年金と財形住宅を合わせて550万円)が設定されているので、導入している会社に勤めているのであれば財形貯蓄の方がいいですね。

「毎月3000円投資」の方が現実的

一方「3000円貯金」でぐぐると、「月3000円投資生活」を提唱している横山光昭氏の記事が大量にヒットします。

diamond.jp

貯金感覚で月3000円の積立投資を始めて、それをきっかけにしてさらに投資を増やしてもいい、というもの。

iDeCoの掛金の下限額は月5000円なので、iDeCoを前提するなら「毎月5000円投資」になるし、どうしても月3000円にこだわるならNISAになりますかね。

証券会社にNISA口座を作ってやる場合、毎月給料を証券口座に移動させるのが面倒かと思いましたが、よく考えればクレジットカード積立ならその手間はかかりません。

クレカ積立は、少額から投資を始める人にも向いた決済手段だと言えますかね。

はじめての人のための3000円投資生活 新NISA対応版