SNSで「#確定申告ボイコット」が拡散
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で国民からの批判が集中する中、2月16日から始まった確定申告を受け、「確定申告ボイコット」の呼びかけがSNSで拡散している。
裏金がバレなければ個人でどう使ってもいい所得になっていたわけで、それは申告・納税が必要なお金。
つまり脱税だったわけですが、バレたら政治資金報告書の修正申告でおしまいとなるなのだからおかしな話と感じます。
一旦は政治家個人の所得として追徴課税した上で、残った分を政治団体に寄付とうい形を取ってもいいのでは。
納税してもらったお金は、国のために有効に使うんですから、無駄になるわけじゃありません。
なので「裏金は個人所得として一旦納税処理しろ」と訴えるほうがいいかな。
うがった見方をするなら、財務省が脱税問題にしないことで政治家に対して貸しを作ったということかも。
「確定申告ボイコット」は危険
SNSで拡散されている「#確定申告ボイコット」については、もし本当にやったら記事にあるように無申告加算税など、怖いことになります。
「それとこれとは別」な話なので、納税しなければしっかり追い込まれるだけなんで。
特に青色申告の人は、申告しないと青色申告の承認取り消しとなり、次年度以降もずっと税金が高くなる可能性があります。
私は「警察より怖いのが税務署」という認識を持っているのでなおさら怖く感じるのですが。
「確定申告ボイコット」を拡散している人は
そもそも、SNSで「#確定申告ボイコット」を拡散させている人の多くは確定申告と縁のない人(サラリーマン)が多そうな気がしてなりません。
サラリーマンでも確定申告によって税金が還付されるような人もいますが、そういう人が確定申告ボイコットするなら、税収が増えるだけなので別にいいですけどね。
私はまだ確定申告をしていないので「確定申告ボイコット」は可能ですが、怖いのでするるつもりはなく、粛々とやるつもりです。
でも所得税の納税はしませんよ!納税するだけの所得がないので…