東京都がカスハラ防止条例を制定へ
東京都の小池百合子知事は20日に開会した都議会定例会の施政方針演説で、客から従業員への暴言や不当な要求などの迷惑行為「カスタマーハラスメント」(カスハラ)の防止に向けた条例を制定する方針を明らかにした。人手不足の中で対応を迫られ、企業活動が萎縮することなどを問題視した。条例が制定されれば全国初となる。
サービス業の現場の人が働きやすくなり、人手不足対策に少しでも貢献するならいいことですね。
東京で制定されて効果があったら、全国的に制定される動きが広まりそうです。
同時に「カスハラにならない正しいクレームのやり方」を示してくれたら、本当に迷惑を被った時に助かります。
世の中にはカスハラする人もいる一方で、声を挙げられずに泣き寝入りするタイプの人も多いですから。
「カスハラ」するのは高年収の中高年
『カスハラの犯罪心理学』の著者・桐生正幸氏によると、カスハラの加害行動の割合が高いのは「45~59歳」と「世帯年収1000万円以上」だそうです。
カスハラするのは「柄の悪い低収入の人」というイメージを持つ人は多いかもしれませんが、まるで当たらないようですね。
いわゆる「金持ち喧嘩せず」ではないと。「年収で差はない」ではなく、「1000万円以上になると加害経験の割合が増える」ですし。
まぁ世帯年収1000万円くらいじゃ懐にも心にも余裕を持てるほどではない、ということかもしれません。
カスハラ加害者の傾向は
カスハラ加害者の傾向は、自尊感情が高く社会への不満が高い人だとしています。
世帯年収1000万円以上の中高年は、そこそこプライドが高そうな年収と年代なので、まさにこれなのかな?
謙虚に生きていくのが一番いいということですかね。