東京都内に住む独身者の特徴
都会に住む独身者は、地方から出てきて一人暮らしのイメージがありますが、40代前半の独身者の半数は家族と住んでいるという結果でした。
いわゆる団塊ジュニア世代ですから、親が就職で東京に来ていた世代ですかね。
調査結果の詳細はこちらにあります。
持ち家の実家に住んでいれば生活は余裕?
非正規などで低賃金でも親が不動産を持っていてそこで同居なら生活は苦しくないと思います。
逆に言うと、低賃金で東京で賃貸住まいは地方と較べると大変です。親と一緒に賃貸に住んで節約してるケースもあるかもしれません。
親の介護のために同居してるケースもあるでしょうし、一概に同居は楽とは言えないでしょうね。
結婚に関する調査だからなのか、年収や資産については全く触れていません。
一人暮らしでもマンション買ってる人もいますし、親と同居では持ち家比率がどれくらいなのか、調べて欲しかった。
女性は40代に入ると結婚を諦める人の割合が増える
「いずれ結婚するつもりがある」という人の年代別の割合が男女で顕著に違いが出ていて興味深いです。
女性は40代以降で「いずれ結婚するつもり」の割合がぐっと下がっています。
30代で「いずれ結婚するつもり」と思っていた人が結婚した結果、その割合が減った可能性もありますが、婚活市場で厳しい現実を突きつけられる年齢とも言えます。
それは結婚したいと思う相手の年齢が、男性は30代までという人が多いデータからもわかりますし。
東京都の女性の生涯未婚率は19.2%で頭一つ抜け出ています。
東京都は高収入の仕事を持つ女性が多いのが一因だと思います。早めに生涯独身で生きる方向へ舵を切りやすいのかもしれません。