手取り290万円でも生活が豊かなドイツ
ドイツの年290万は、平均可処分所得(手取り)の数字のようです。
日本の平均年収は400万円とされていますが、税と社会保険料を除いた手取りなら320~330万円くらいでそれほど大きな差はありません。
また、ドイツの付加価値税(消費税)は19%ですが、食料品などに適用される軽減税率は7%なので日本よりも低いです。
ビールにかけられる税金では付加価値税は19%ですが、酒税では日本の税金はドイツの20倍だそうです。
だからビールの販売価格ではドイツの方が圧倒的に安くて、ビール好きならドイツの方が絶対幸せです(;´∀`)
住むだけなら良いが、働いたら負けの日本
記事にあるように、日本の幸福度を下げている原因の一つは、過剰サービスのために長時間労働で働いている現場の人でしょう。
主にサービス業や接客業で働いている人、あるいは下請けの会社で上からの要求にいいなりになるしかない人です。
働かず、サービスを受けるだけの立場なら本当に良い国です。日本は。
でもサービスをする側で働くとやらなくてもいいことまでやらされたりします。
そのような労働で溜まったストレスを、客の立場になった時に発散させてしまったりして、悪循環にもなっています。
このままでは外国人労働者からも敬遠される
ストレスが多い仕事・職場を放置したままだと、末端労働者はもちろん、高度な技能・キャリアを持つ外国人労働者からも敬遠されるでしょう。
でも逆に言えば、仕事でストレスがなく手取り300万円で住居費がよほど高くなければ、幸福度は充分な高さになるのではないかと。
今はそういう仕事が減っているわけですけどね。