Amazonプライム値上げ
アマゾンプライムの会費が初めて値上げされました。予告なしだったことは驚きでしたが、駆け込みを避けたのでしょうか。
アメリカでは値上げで年119ドルにまでなっているので、日本もいずれ値上げすると言われていました。
特に佐川急便がアマゾンから撤退した際には、送料無料の範囲を狭めると同時に、送料無料になるプライム会費を上げるべきとも言われましたし。
Fire HD 8 タブレットのキッズモデル発売と同時に発表された『FreeTime Unlimited』は、一般会員が月額980円で、プライム会員なら月額480円と500円引きになっていました。
今考えてみれば、値上げを見据えての設定だったのかもしれませんね。
今回の値上げによる会員減少は僅かか?
値上げによって客数を大きく減らした事例と言えば、280円均一から298円均一にを鳥貴族を思い浮かべます。
しかし鳥貴族の場合は、鳥貴族を真似て全品280円均一で営業する同業者がいたからのことです。
アマゾンの場合は、全く同じことをしている通販のライバルはいないし、ビデオの見放題だけで考えてもまだ最低レベルです。
一番のライバルのNetflixはSD画質のベーシック会員でも800円。先に650円から800円に値上げしてましたし。
500円というキリのいい数字なので、まだまだ高いとは思われず、会員減少数は少なく済みそうです。
今後も値上げが続いたら「茹でガエル」に?
アマゾンはしばらく今回の値上げでどのような影響がでるのかを調べていくと思われます。
惰性で続けてきた長期のプライム会員の退会や新規会員が増えなかったりはあるでしょう。
プライムデーなどの割引のために一時的にプライム会員になる人も減って、通販の売上減に繋がる可能性もあります。
それでも会員費の値上げ分は利益が増えますし、今度も値上げが続いていく可能性は大いにあります。
値上げが続いても辞められず茹でガエルになる人も出るのでしょうか…