日本人は発言をしない
日本人は学校の授業でも、会社の会議でも自分から積極的に発言をしないとよく言われます。
もうちょっと言えば自己主張をしないということになりますかね。でも、その中でも声を上げる学生もいます。
平成終わる直前のNHKスペシャルの平成史『情報革命 ふたりの軌跡~ネットは何を変えたか』では、井上雅博氏と金子勇氏を採り上げていましたが、他にもVoice Up Japanの山本和奈氏も追いかけていました。
週刊SPA!の「ヤレる女子大学生ランキング」に抗議した中心人物です。
「あなたの声は無駄じゃない」
番組中で彼女たちが訴えかけていた言葉「あなたの声は無駄じゃない」が気になりました。
とかく「文句を言っても仕方がない」と考えがちで、それは為政者にとってはこの上なく楽ですから。
カレル・ヴァン・ウォルフレンが『人間を幸福にしない日本というシステム』で日本を分析して書いたことの一つ、「日本は民主主義ではなく、国民は「シカタガナイ」と考えてしまう傾向がある」そのものですね。
もっと発言をしよう
「自分が投票しても変わらない」「声を上げても変わらない」などと考えずに、投票したり声を上げるべきです。
リアルに声を上げた方が効果は高いと思いますが、ネットで発言をすることでも効果はあると思います。
「上級国民」なんていうネットスラングが広まるくらいには影響力があるわけですし。
私は「無職の分際で言いたい放題」を旨としてネットで言いたいことを書いています。
「世の中のことに対して、いいたいことを言う」をライフワークとするのは悪いことではないのかな、と思いました。
それで変わらなければ失敗だ、ということは考えずに続けたいと思います。