子どもの自殺数が急増する日
9月最初の平日、つまり始業式の日は中高生の自殺率が最も高い日として知られています。
これは学校(の中の人間関係)が自殺の大きな原因となっているのは間違いなく、最近は行きたくない子どもを無理に行かせないように、と呼びかけられるようになりました。
夏休みは学校から離れるので比較的平穏に過ごせるはずですが、それでもスマホとSNSとの普及で「逃げられない」状況があるようです。
サラリーマンが携帯電話を持つようになってからは、いつでも呼び出されたり問い合わせがきて、心が休まる時間がなくなった人も多いと思います。
それと同じように、LINEから逃げられなくなった今の中高生は大変ですね。
文字のコミュニケーションではキツい印象を持たれがち
LINEのチャットでのやりとりで、文字の打ち間違いや変換ミス、ちょっとにたニュアンスの行き違いなどで悪い方に受け止められて、それがきっかけで喧嘩やいじめの発展するという話は、子どもだけの話ではありません。
チャットワークやSlackなど、仕事でもグループチャットを使うようになっているので、言葉の行き違いや誤解を生じないように気を付けないといけなくなりました。
そうでなくても、仕事上の文字でのやりとりはキツい印象をもたれがちなので、気を付けたほうがいいんですよね。
かといって、あまり考えすぎて時間をかけてしまうのも、チャットツールを使う意味がなくなってしまうので悩ましいところです。
デジタルデトックスも良いと思うが…
「24時間365日、LINEから逃れられない」という現実があるなら、少しの間でもそこから離れてみるのも良いと思います。
いわゆる「デジタルデトックス」というやつです。これも子どもだけでなく大人にも効果あるでしょう。
いっそSNSを捨ててしまうのもありかと思いますが、相談窓口をLINEで用意している時代ですから、そうそう手放せませんよね…
ネットやSNSとの付き合いは、子どもだけでなく大人になっても続くし、その中での人間関係が難しいのは同じです。
その付き合い方について学校でうまく教えられたらいいのですが、今の先生にその知識もないし、教える時間もないのが実情ですかねぇ…