配偶者が男性の生きがいに影響する
配偶者を先に亡くしたり離婚して独身になった男性は、早く亡くなると言われています。
妻がいた時には生活を任せっきりで、ロクに家事ができない男性が一人暮らしになると食生活に大きく影響するのは間違いなく、それが健康の悪化に繋がると推測できます。
食生活だけでなく「生きがい」にも影響すると、そりゃ早く亡くなってもしょうがないですねぇ…
もっとも「生きがい」がある人の割合が低いのは「未婚男性」なので、死別・離別の影響よりも、孤独になるのが大きいのでしょう。
既婚なら配偶者と死別・離別しても、子どもとの繋がりは残る場合もありますしね。
毎日誰かと会話する人が9割
「家族を含む人と会話を交わす頻度」は、「毎日」と答えた人が9割もいました。
配偶者や家族がいる人なら当たり前なので、単身の高齢者、特に未婚で子どもがいない高齢男性はかなり低くなると見られます。
私もセミリタイア生活に入ってから、他人と会話を交わさない日が結構あります。
スーパーなどではセルフレジを使うので、店員と言葉を交わすことすらありませんし、1日家から出ない日もありますから。
ただ、最近はゲームしながら通話で会話する機会が増えました。ネットのおかげで家で一人ひきこもっていても、誰かと会話することができるいい時代になりました。
会話を交わすだけなら十分でしょう。特にお金がかかるわけでもありませんし。
未婚男性は何を「生きがい」にすべきか?
未婚の高齢男性で生きがいを感じている人は最も低い58%という結果になっています。
女性は未婚でも、死別・離別でも総じて高い結果になっているのは、やはり友人関係がある人が多いのが理由でしょうか。
要するに男性は孤独が生きがいを感じなくさせているとも言えます。承認欲求も得られにくくなりますしねぇ。
楽しくてのめり込めるだけではなく、他人と繋がって会話を交わす頻度が上がるようなことを生きがいにすべきなのでしょう。
今ならネットで会話を交わす頻度を上げられるので、選択肢は増えています。やりすぎて依存症になる方が怖いかもしれません。