社会人の66%が履歴書・経歴書を盛って書いている
社会人を184を対象に、「転職活動の選考書類を盛って書いていますか?」というアンケートを実施したところ以下のような結果となりました。
かなり盛って書いている:29%
多少は盛って書いている:37%
有りのままの事実だけを書く:26%
控えめに書いてしまう:8%
調査の結果、社会人の66%が選考書類を盛って書いていることが分かりました。
「盛った」のレベルがどれくらいにもよりますが、「かなり盛って書いている」も3割近くいるのですね。
私も転職(一旦フリーランスになってから派遣を経て再就職)時に履歴書・経歴書を書きましたが、控え目に書いた部分と、ちょっと盛ってしまった部分が両方あったように思います。
ただし、働いてない無職期間(失業保険の待機期間や支給期間や、フリーランスで仕事がなかった期間)については、ぼやかしてしまいました。
日本では、「空白期間」を気にする傾向があったためです。
まだまだ残る旧態依然の選考手法
売り手市場になっている今は「空白期間」を含めて選考で重要視するポイントが変わっているとは思いますが、新卒ではまだまだ旧態依然の選考基準は残っている会社も多いようです。
「接客もしくは対人アルバイトの経験がない学生はNG」とか「団体競技での部活経験がない学生はNG」とかは、販売職や営業職ならわからないでもないですが…
もし、就活で「接客もしくは対人アルバイトの経験」を求めなくなったら、飲食店などの学生アルバイトが益々減って困るかもしれません。
「バイトリーダー経験」みたいなのを面接でアピールすれば通りやすい、みたいなのがまかり通る限りは無理かな…
AIに任せれば人事の仕事は大幅削減可能か?
採用の現場でAIを活用する動きは広がっています。
ただ、フィードバックに時間がかかることもあり、AI向きなのか賛否両論あるようです。
それでも、本来は対策するものではなく、適正を測るものなのに学生がやたら「対策」している適性検査SPIや、台本読みがまかり通る面接よりはいいのではないかと。
採用で嘘を見抜くAIがあれば一番いいのかもしれませんね。