アフターコロナの生活はどのように変化するのか?
まだまだ新型コロナの終息は見えない状況で、一旦は落ち着いてもまた第2波の襲来を覚悟しなければならないと言われています。
下手をすれば2年間くらい、一定レベルの外出自粛・人が集まるイベント自粛が続くとまで言われています。
そんな状況で「アフターコロナ」について考えようとしても、まだまだ不確定要素が多いのですが、やはり考えずにはいられません。
仕事の仕方も生活も確実に変化しますし、価値観も変わるはずです。
お金の価値を疑問視し始める
この記事の中で一番気になったのは、「お金の価値を疑問視し始める」という項目です。
各国でロックダウン・外出自粛によって、経済が回らなくなったため、お金を支給して経済を回さなければならない状況になりました。
それによってお金の供給が増えて価値が下がる(インフレ)になりますし、その一方で需要が大きく減るものも出ます。
原油は先物がマイナスになるなど、まるでゴミ扱い。ナマモノ扱いだから、ほっとくとゴミになりかねないってことですけど。
お金の価値も、モノやサービスの価値も、かなりの変化があるのは間違いないですね。
モノやサービスの価値に関しては、大きく上がるものと、大きく下がるもの、両極端になりそうです。
モノ消費からコト消費、その次は?
新型コロナの前までは、「モノ消費からコト消費」と言われてきました。
モノの所有から、モノの利用やサービスの体験へとシフトが進んでいて、所有するモノを減らしたミニマリストのようなライフスタイルを選ぶ人も増えました。
しかし今は新型コロナの影響で、どこにも旅行は行けないし、音楽やスポーツのライブも中止・延期になり、外で飲むこともできません。
コト消費で伸びているのは、ネットのサービスの利用ですが、これがアフターコロナも続くのか、また揺り戻しするのかはわかりません。
もしかすると、モノ消費に回帰するかもしれませんしね。
新型コロナで「自分もいつ死ぬかわからない」と感じた人は、お金を持っているよりも、生きてるうちに使っておかないともったいない、と考えると思います。
そういう動きが増えると「お金の価値」が下がるのでしょうね。