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新型コロナの影響で食費は減少、エンゲル係数は上昇

外出自粛で6割弱の人が「食費が増えた」

marketing.itmedia.co.jp

ここで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行後に食費の変化が聞いたところ「増えた」と答えた人は57.8%と6割弱に上りました。買い物1回当たりの食料品の購入点数も増えており、緊急事態宣言発令前は「まとめ買いをせず、都度購入」が24.5%だったのに対し発令後は8.9%と-15.6ポイントの減少。逆に「おおむね3日間程度の食品を購入」は+8.4ポイント、「おおむね1週間程度の食品を購入」が+8.5ポイントと急増しました。

新型コロナによる外出自粛によって、「食費が増えた」と答えた人が57.8%、「変わらない」36.2%というアンケート結果です。

食費が減った」という人は、わずか5.7%という結果。学校が休校で子どもの食費がかかっている人は大変なのでしょうか。

しかし政府の家計調査では食費は減っている

ところが、6月5日に発表された、2020年(令和2年)4月分の家計調査では、食料費は減っていました。

www.stat.go.jp

家計調査における「食料費」は、自宅で食べる食材やお惣菜などの昼食、お菓子類はもちろんのこと、「食事代」(おそらく外食費)「飲酒代」も含まれています。

家計調査2020年4月分消費支出とその内訳

食料費の減少要因となったのは、外食やお菓子など。

自宅で食べるための食材費が増えた以上に、外食代が大きく減っている構造なんですね。

Shufoo!のアンケートでの「食費」は、外食やお店での飲酒は、食費とは別扱いしていたのでしょう。

食費は減少、エンゲル係数は上昇

日経新聞は、2月の家計調査の結果から「コロナが招く食費上昇」という記事を書いていました。

www.nikkei.com

確かに2月か食料費が約7万5000円で、前年よりも上昇していました。

ところが4月は7万4000円を切る水準で、前年同月比マイナスです。ただし、消費支出がそれ以上に減っているため、エンゲル係数は27.6%で上昇しています。

一般に「エンゲル係数の値が高いほど生活水準は低い」とされますが、外食費や飲酒代を含めて計算するち、ちょっと違うような…?

もちろん、外食と言っても忙しくて安いお店で食べているのも入るし、お酒を含めての娯楽費もしくは交際費的なものもあります。

今後しばらくは長距離旅行に行けない分を、近場の観光で豪華な食事するとか、お取り寄せをするなどで消費すると、これもまた食料費の上昇(=エンゲル係数の上昇)に繋がります。

エンゲル係数は一つの指標ではありますが、それだけでは判断がしにくい時代なのでしょうね。

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