「新型コロナで価値観が変わった」
「新型コロナウイルスが自身の価値観に変化を与えた」と感じている人は75.3%もいます。
新型コロナウイルス感染症の怖さだけでなく、「緊急事態宣言」と、それに伴なう休業やテレワークの普及など、さまざまな要素が、自分の人生を支える価値観に影響したのでしょう。
ずっと続けられると思っていた仕事が、休業になったり、解雇されたり、業界の行く末が見えなくなったりした人は、大きく価値観が変わったと思います。
それが徐々に変わっていると、茹でガエルのように気が付きにくいものですが、これだけ一気に変わると気付くものですから。
ただそれは悪い事ばかりではなく、良い方向へ変わるチャンスでもあると思っています。
テレワークで価値観を変えた人は多い
新型コロナによってテレワークを経験した人は、価値観が変わった人が多いみたいですね。
これまでテレワークができる環境はあったのに会社はテレワークに踏み切れなかったのが、新型コロナを機にやっと踏み切れたのかもしれません。
そしてやってみると、様々な気付きがあったのだと思います。良いことばかりではないでしょうけど、悪いことばかりでもなく。
中でも、通勤ラッシュで戦場のようなストレスを感じていた人にとっては、価値観が大きく変わったのではないかと。
元々通勤ラッシュが大嫌いでバカバカしいものだと思っていた私は、みんなやっと気づいたの?という感じですけど。
通勤ラッシュ・通勤地獄は「働いたら負け」という価値観の要因の一つでもありますし。
「通勤地獄」が戻りつつある現状
しかし緊急事態宣言が解除されると、またまた通勤ラッシュが戻りつつある現実があります。
従業員の価値観は変わっても、企業の幹部や上司の価値観は変わりきってないのでしょうか。
政府はテレワークを定着させようと働きかけていますが、現実はキビシイのでしょうねぇ…
テレワークのために必要な投資を各企業が行えば、それが経済にとってもプラスだし、生産性も上がれば言うことなしなのですが。
今後は就活で「御社はテレワークを実施していますか?」と質問をする学生が増えれば、企業も変わっていくかもしれません。
就活マナー屋が「給料や有給休暇など待遇面の質問はNG」と言ってきたように、テレワークの質問もNG化したりして…