エアコンは部屋の空気を冷やしつつ循環しているだけ
この夏は熱中症と新型コロナウイルスの感染の予防を両立するため、家庭でのこまめな換気が求められています。空調機器の業界団体は、窓を開けて換気する際もエアコンをつけたまま行うほうが消費電力も抑えられるとして効率的な使い方を呼びかけています。
換気していない空間に人が集まると新型コロナの感染クラスターが起きやすいとして、換気が求められています。
ところが、エアコンは換気機能がなく、空気を冷やしつつ（冬は暖めつつ、あるいは除湿しつつ）循環をさせているだけ。
ウイルスを部屋の中で広げているだけだから、逆に危険性を高めているとも言えます。
家庭でこまめな換気は必要なのか？
でも、「家庭でのこまめな換気が求められています」は本当に必要なのでしょうか？
家庭内（同居の家族内）は、誰かが感染していたら確実に感染が広がりやすい環境にあります。
換気をする・しないで、その感染リスクが大きく変わるとは思えません。トイレなど危険な場所が多すぎますし。
それを気にするなら別々に住んだ方がいいでしょう。
家族以外の人を招く場合はともかく、家庭内でそこまでこまめな換気を気にする必要があるのか謎です。
でも、これだけ騒がれるとみんな「こまめな換気が必要！」になりそうですね。今年の夏の電力消費が増えるかもしれません。
一人暮らしなら換気は不要
そして、言うまでもなく一人暮らしなら換気は不要です。誰かに感染すことはありえないので。
こまめな換気をすると、せっかく熱交換で外の空気を暖め、部屋の中の空気を冷やしたのに、それをまた元に戻してしまいます。
一人暮らしでこまめな換気をせずにエアコンを使った方が電気代がかからず、お財布にも環境にもやさしいということになりますね。
子ども部屋のように、一人が占有する部屋なら同様にこまめな換気は不要です。もちろん他の人が入らないようにすれば、ですが。
ひきこもりが安全
今年の夏は西日本を中心に猛暑が予想されています。
ただでさえ熱中症のリスクが高いのに、マスクを付けて外出するとさらにリスクが高くなります。
エアコンが効いた部屋で一人ひきこもりするのが、新型コロナからも熱中症からも身を守れる、最も安全ということですね。
