辞退者相次ぐ東京オリ・パラボランティア
東京五輪・パラリンピックの開幕が半年後に迫る中、競技会場などで活動する約8万人の大会ボランティアから、辞退者が相次いでいる。1年延期で都合が付かなくなったり、新型コロナウイルス感染症への不安があるためだ。大会組織委員会内部からは人手不足への懸念が出ているが、公式には現時点での登録者数を発表しておらず、実態が見えない。
約8万人の大会ボランティアに対して、大会の前に様々なレクチャーをしておく必要がありますが、そのために集めることが現状では難しいと言わざるを得ません。
大会がそもそもどのような形と規模で開催されるのか、いやもしかすると中止になるのか、全く目処が立ってない状況で、ボランティアを集めてもしょうがないですが。
ボランティアは大幅減でいいんじゃない?
ただ、当初想定していた規模(競技数・観客数)で開催されることはないはず。
つまり大会ボランティアも8万人より少なくても問題なく開催されるということ。
仮に無観客で開催をするならば、会場やその周辺に配置して観客への案内や観戦サポートをするボランティアがゼロでもいいわけで。
観客数を絞った場合でも、ボランティアの数は少なくていいですし、特に海外からの観戦客が大きく減ることは確実ですから、外国語対応を担当するボランティアの必要数はぐっと減るでしょう。
マラソンのように誰でも自由に見れる種目では、どうしてもボランティアが必要になりますけどね。
それでもボランティアの人手不足を心配する必要はないと思いますし、仮にそうなればそれを理由に無観客で開催してもいいのではないかと。
一番の懸念は医療関係者の確保
ボランティアではないですが、大会運営に必要な医療関係者・検査関係者を確保できるのかの方が懸念されそうです。
選手や役員に対してPCR検査をするのはもちろん、大会中はドーピング検査も行わなければなりません。
新型コロナの感染が再拡大して、医療関係者の人手不足であったり、検査リソースを避けなくなる可能性もあります。
果たしてどのような決断が下されるのか…