家計を赤字から脱出させる作法
コロナ禍の影響からなかなか抜け出せずに、昨年から続いて家計のやりくりに苦しんでいる人は多いことだろう。そこで今回は、高額支出をあぶりだして、家計を赤字から脱出させる作法を紹介したい。
新型コロナの影響で収入が減った人が多いとは思います。
収入が減ったのに支出が同じなら最悪の場合、家計が赤字なってしまいますが、普段から節約をしていない人はどこから手を付ければいいのか悩ましいかもしれませんね。
逆に言えば、普段から節約をしていない人は削り甲斐もあるというもの。
スマホの通信料金はもちろん、スマホの本体代、スマホゲームの課金、スマホで楽しんでいるエンタメのサブスクリプションなど、先ずはスマホ周りから見直すのは今の常道ですかね。
電力会社の切り替えには注意
電気代の節約で「待機電力削減」のためにコンセントを抜けと言ってないところも正しい。
電力会社を切り替えるのも一つの手ですが、一部の新電力会社はコロナ禍で一つのリスクが露呈してしまいました。
電力取引市場の価格に連動する「市場連動型プラン」が、LNGの輸入遅れなどがあったため市場価格の高騰を受けて、信じられない電気料金になってしまったと。
そういうリスクがあるプランだったわけですけど、安さに釣られて落とし穴に気付かずに契約すると、大変なことになりかねません。
家計を見直すチャンス
「一度上げた生活水準は中々下げられない」とよく言われます。生活をいきなり大きく変えるのは難しいものですから。
しかし、本当のピンチになって生活レベルを下げざるを得なくなったら、人間なんとかするものです。
私の場合は、30歳くらいでサラリーマンを辞めてフリーランスになってから、収入がゼロになった時期に生活レベルを大きく下げました。
そして収入が増えた時もその生活を変えずに続けて、貯金額を増やしました。
コロナ禍で収入が減ったのは間違いなくピンチですが、家計を大きく見直すチャンスだと思います。
いずれ収入が戻った時には、貯金ができる家計になっているはず。