「お金を支払う=損」思考が家庭崩壊を招く
蓄えを増やしたい一心で、家計支出を減らすケチケチ作戦を実践。最初は夫や子供たちも協力的だった。だが、彩りのない食卓やたまの外食すら玲子さんが拒むなど、いつしか、家庭内に隙間風が吹くようになった。
自分の分をケチケチするならまだいいですが、それを家族にまで過度に求めるとギスギスするものですわなぁ…
特に、子どもの教育費や食事にはそれなりにお金をかけないと、後悔する結果になりかねません。
ただ、「リスクの高い金融商品にお金を預けるなんて考えたこともなかった」は別にいいんじゃないかと思いました。
リスクの低い金融商品、特に節税効果があるiDecoなどでリスクの低い金融商品に投資するらなば、ですけれど。
ハイリスクを取れとは言いませんが、損をするリスクがあるから絶対にゼロリスクでなければ、と考えていたのならちょっともったいない。
「お金を支払う=もったいないかも?」とは考える
私はなんでもかんでも「お金を支払う=損」とまでは考えませんが、ものによってはそう考えることがあるのは否めません。
特にソフトウェア(アプリ)に関しては、昔からフリーソフトに慣れているので、買わずに済まそうとしてしまいます。
Microsoft Officeを使うのはもったいないので、OpenOfficeやGoogle Appsでいいや、と考えて、実際にそうしてきました。
何かを買おうとする時には、「もったいないかも?」と逡巡してから買うことが多いです。
代替手段を探したり、コスパが高くなる買い方があるのではないかとか、もっとよく考えた方がいいのでは、と考えたり。
すぐに飽きて使わなくなるのが一番もったいないですしね。
失敗の経験があってこそ
消費期限内に食べきれないとか、すぐに飽きてしまったりとか、失敗した経験は山ほどありますから、それを思い出して「もったいないかも?」と思いとどまることも多いです。
自分はその経験があるから「もったいない」と思いますが、子どもは経験がないから言っても伝わりにくい。
と考えると、若いうちの多少の失敗は、授業料と思えばいいんじゃないですかね。
それで自分にとって何にお金を使うのが大切なのかを学んでいくのではないかと。
自分にとって全てを注ぎ込みたい大切なものにお金を使って、それ以外のお金はとことんケチるとしても、それは幸せなお金を使い方・生き方だと思います。