メディアの「FIRE」への注目は続いている
今年4月に、『週刊SPA!』、『AERA』、フジテレビ『Mr.サンデー』と立て続けに「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」の特集が組まれたり、取り上げられたことがありました。
今週は、産経新聞とテレビ朝日『グッド!モーニング』で取り上げられています。
FIREは「若者の憧れ」の存在?
「若者憧れ『FIRE』」と言うほど、多くの若者が憧れているわけではなく、あくまで一部の人であって、メインストリームではないと思いますけどねー。
憧れる人はたくさんいるけど、自分には到底ムリだと早々に諦めたり、FIRE目指して投資をスタートしても経済事情で続かなかったりする人が多いのかもしれませんが。
FIREを目指す・目指さないに関わらず、若いうちから投資について考える機会があるのはいいことだと思います。
若い人の大半がFIRE目指して動き始めたら、社会が成り立たなくなるのは言うまでもありません。
次に来るのは「FIRE目指して投資したが失敗」事例か?
メディアにおける「FIREブーム」は、一巡するまで続くのだろうと思います。
FIREをとりあげる際に取材する人は、FIREで自分の好きなように生きている人です。
記事が一巡した後は、二巡目には「FIRE目指したが失敗」した人の特集が来るのかもしれません。
「FIRE目指して○○投資に注ぎ込んだが、破綻してこれまでコツコツ貯めてきた資産を失った」みたいな人を取材して記事を組むイメージです。
「○○投資」には「シェアハウス投資」とか「仮想通貨投資」とかいくらでも入るものがあるわけで。
そういう極端な事例で語るべきではないのですが、メディアにとってはそんなの関係なく、FIREが知られるようになってから出すと注目を集めやすいですしね。
私はその動きに注目しておきます。