いい年した大人が突然何かを始める「中年の思春期」
「中年の思春期」とか言われている、いい歳した大人が突然筋トレ始めたり、挑戦!とか言って新しいスポーツ始めたり、転職や起業について語り出したり、セミナーに参加して意識高いことをツイートし始めたり、使う目的もなく英語勉強し始めたりするのは、とっても楽しいので絶対みんなやった方がいい。
— あひるさん🇺🇸研究開発職 (@5ducks5) 2021年10月7日
「人間、志を立てるのに遅すぎるということはない」というのは、イギリスのスタンリー・ボールドウィン元首相の言葉だそうです。
いくつになっても何かを始めてもいいし、むしろそういう気持ちを持っていた方が若くいられるというもの。
若い時のような体力や吸収力の高さはもうないので、それを考慮して行動しないといけませんけどね。
突然「FIRE」に目覚めるのも「中年の思春期」か?
新しい趣味や自己研鑽を始めるのはいいことですが、転職や起業について語り出したり、セミナーに参加して意識高いことをツイートし始めたりするのはまとめにあるように注意が必要です。
周りの人に布教したり勧誘したり巻き込んだりするようになると、うざがられて距離を置かれてしまいますし。
最近メディアでブームの「FIRE」を知って「自分の生きる道はこれだ!」と突然目覚めて行動するのも「中年の思春期」の一つかもしれないと思いました。
ブームに踊らされるのではなく、ちゃんと考えてFIREを目指すのは一つの生き方です。
しかしそれを周りの人に勧めてはいけませんし、そうでなくても浮いてしまう覚悟が必要です。
転職や起業についてや意識高いことをネットで言うのなら、それ用の別アカウントを作ってやった方がいいですね。
「中年の思春期」は「ミドルエイジ・クライシス」
老人へと移り変わる時期に精神状態が不安定になる「中年の思春期」は「第二の思春期」や「思秋期」とも言われます。
むしろ新しいことができなくなるのが「中年の思春期」であり「ミドルエイジ・クライシス」なわけで。
「中年の思春期」で将来の人生設計に不安を覚えていた人が「FIRE」を知ったら、そこに人生の活路を見出したくなってもおかしくないですねぇ。
中年期に人生を見つめ直す瞬間は誰にでも訪れるはず。ただ精神状態が不安定かもしれないので、いきなりのめり込みすぎないようにしないと。