節約で浮いたお金は「副収入」?
「小さな我慢と小さな手間で、小さな節約」「大きな我慢と大きな手間で、大きな節約」が節約の基本。これを常に意識するかどうかで結果は大きく変わってくる。 また、加藤さんは節約で浮いたお金を副収入と呼び、「節約=副収入」という考え方を持っている。節約という副収入には、税金がかからない利点もある。
節約で浮いたお金の考え方・使い方は人それぞれ。
浮いたお金をとにかく貯蓄・投資に回す人もいれば、年に数回行く旅行の費用に充てる人もいたり。
趣味にお金を目一杯使いたいため、それ以外に使うお金は可能な限り切り詰める人もいますね。
「節約=副収入」と考えると時給は低い
「節約=副収入」という考え方をする人は少数派かもしれませんが、節約も情報を集めたり工夫したり安く帰るお店を探し回ったり…と、労力をかけることもあるので、わからないでもありません。
実際にかけた時間と得られる金額と比較すると、時給の低い節約が多いのも現実です。
電力・ガス会社の変更や格安SIMへの切り替えなど、1回やればしばらく効果のある節約は時給が高いのですが、変化の激しい食品・日用品は常にアップデートが欠かせません。
仕事で忙しい人は節約で副収入を得るよりも、本業を頑張って収入を増やした方がいいです。
つまり、時給で考えすぎると節約できなくなるのはデメリットかも?
時間だけはある貧乏セミリタイア生活では節約に時間をかける価値がありますけどね。
「節約=副収入」と考えるメリット
「節約=副収入」と考えるのは、自分が労力をかけて得た収入だからと大切に使おうと思うことがメリットではないでしょうか。
逆に言うと、頑張って考えて得られたポイントなどを「あぶく銭」と考えて、無駄遣いしてしまうのが良くないので。
ポイ活だって情報を集めたりポイント獲得条件を調べたりと多少なりとも労力を使わないと成立しないものです。
それを「副収入」と考えて本業で稼いだお金同様に大切に使えば、また節約に励むモチベーションになっていいと思います。