貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

無限に幸福を求めてしまうとかえって不満や後悔が大きくなる

選択肢が多いほど人は不幸を感じやすくなる

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選択肢が多すぎて決断できず、かえってストレスが溜まることがある。心理学研究者のフランク・マルテラさんは「ある程度以上良いと思えるものを見つけたらそれを即それを選べばいい。最良のものを求め続けるとかえって不満や後悔が大きくなる」という——。

選択肢は多いにこしたことはない」と思いがちですが、選択肢が多すぎると選択に迷ってかえってストレスが溜まってしまう。

これは「選択のパラドックス」として知られています。選択肢が多いことで期待値が高まった分、実際に選択したものの期待値が思ったほどではなくて落胆すると。

年収が一定額以上になると幸福度が上がらなくなる(少し下がる)のは、この「選択のパラドックス」が影響しているのかもしれません。

青い鳥を探し続ける「青い鳥症候群」

記事にあるような幸福になれる住処を探して「選択のパラドックス」に陥ってしまうケースは、賃貸の物件選びで経験がある人は多いかもしれません。

もっといい物件があるかもしれない」と思って決められなくなってしまうやつです。まぁ賃貸ならまた引っ越したらいいだけなんですけど。

婚活では「もっといい人がいるかもしれない」と考えて、ずるずると結婚できずに時間が過ぎてしまうのも同じです。

これらはメーテルリンクの童話『青い鳥』から「青い鳥症候群」と呼ばれているそうです。

童話『青い鳥』の教訓は「幸せの青い鳥は身近にある」ということ。無限に幸福を求めてしまうと、かえって不幸になってしまいかねません。

幸福を追い求め続けないのは「妥協」か?

婚活にしろ就活にしろ、100%の理想・希望ではないものを選ぶことを「妥協」と言ったり・言われたりします。

そもそもの「妥協」とは、主張が対立している同士のどちらかあるいは双方が歩み寄って問題の打開を図ること。

決してネガティブな意味ではないのですが、自分の心の中で理想を諦めて現実に歩み寄る意味でネガティブな使われ方をされがちです。

足るを知る」のようにポジティブな表現に言い換えも可能なので、物は言いようですけどねー。

幸福は追い求め過ぎず、ほどほどのところで妥協する方が不幸を避けれて幸せを掴めるのではないかと思います。

世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない