前週の5倍レベルの感染急拡大
1月5日までの発表データは正月で検査数が少なかった時期にあたるので、その一週間後の同じ曜日の陽性者数が多くなるのは当たり前。
1月6日の一週間後の陽性者数の増加数が気になっていたのですが、結果は東京で641人→3124人で4.87倍、大阪は505人→2452人で4.85倍と、どちらも5倍近い増加率になっています。
このペースが続くと来週には1日1万人超えになりそうですね。
感染力は高いが重症化率は低そう
オミクロン株の感染力はデルタ株を遥かに上回っていますが、ワクチンの効果もあって重症化率はかなり低く抑えられそうなのが幸いです。
昨夏のような自宅療養していたら急に容態が悪化して、入院の手配をしているうちに亡くなってしまう事態にすぐにはならなさそう。
デルタ株が感染拡大した時と較べて肺炎に至る患者は少なく、インフルエンザのような症状の患者も多いと。
かつてのインフルエンザ(スペインかぜ)もこうやって共存する形になっていったのかな、と思いますがそう楽観できる話ではありません。
休む人が増えると大変
症状がインフルエンザレベルだとしても、感染力が高いため仕事を休む人が多くて、社会インフラや生活必需品の流通が維持できなくなるリスクがあります。
そのため小池都知事は1割超の従業員が欠勤しても事業継続できるような計画の策定を呼びかけています。
日本の企業ではギリギリの人員(しかも長時間残業やサービス残業で)でやってる現場も多いし、感染力がハンパないので心配になります。
新型インフルエンザのパンデミック危機が騒がれていた頃からわかっていたことなので、今更感もありますが。
自分がオミクロン株に感染するケースも考慮に入れて、生活必需品や食料品をストックしておくなどの準備はしておいた方が良さそうですね。