令和4年分の路線価公開
毎年7月1日は路線価公開日。昨日、令和4年分の路線価が公開され、いつものように実家の路線価をチェックしました。
実家の評価額は、昨年と同じ。これで「5年連続増減なし」という結果になりました。
地方都市のそれほど便利な場所でもないためずっと下がり続けてきているので、横ばいならよしと考えています。
全国平均は0.5%上昇
一方、全国平均で見た路線価は、0.5%の上昇でコロナ禍でマイナスだった令和3年分から再び上昇に転じています。
その一方で、テレワークの浸透から東京都心のオフィス街は下落が続いているのはコロナ禍の影響を感じます。
賃料が高い物件に入居している会社ほど、テレワークにして狭いオフィスに移転するメリットがありますからねぇ。
NTTグループがリモートワークを基本とした働き方へシフトすると発表して話題となりました。
これに追随する大手企業が増えると、さらに都心の一等地のオフェス街で働く人が減り、地価の下落を招くかもしれません。
インバウンドで観光地の地価は戻るか?
大阪のミナミを始めとして、インバウンドで上昇していたエリアの地価はコロナ禍で大きく下がり、復活はまだまだです。
今後、外国からの観光客受け入れを増やして、インバウンドが戻れば地価も上昇するでしょうけど、いつになるでしょうか。
観光客が戻りさえすれば円安の恩恵を受けられそうですけどね。