なぜ老人はコンビニ店員にキレてしまうのか
なぜ老人はキレやすいのか。精神科医の和田秀樹さんは「老化すると感情をコントロールする前頭葉の機能が低下し、感情の切り替えがうまくできなくなる。『頑固になる』や『怒りっぽくなる』といわれるのは、このためだ」という――。
昔は「歳をとったら丸くなる」などとステレオタイプに言われていたこともありますが、最近はむしろ「キレる老人」のイメージが強くなりましたかね。
その原因の一つには認知症があると言われていますが、不安にさらされると攻撃的になるものですしねぇ。
自分もいつか「キレる老人」になってしまう可能性はあると思っています。
スーパーでキレる老人に遭遇
外に出る機会が減り、特に電車に乗ることがなくなったせいか、「キレる老人」と遭遇したことはほとんどありませんでした。
しかし先日、スーパーのサッカー台で店員相手に大きな声を上げてキレている高齢男性と遭遇。
怒っていた理由はわかりませんが、収まりがつかなくなってる様子は伺えました。感情の切り替えがうまくできなくなっているのかもしれません。
前頭葉の機能低下が原因?
記事によると、脳の老化は前頭葉から始まり、前頭葉の機能低下がキレる原因だとしています。
そして前頭葉の老化防止には「毎日を楽しみ尽くすこと」であると。
老後は時間があるから簡単なことだと思われる人もいるでしょうけど、孤独を感じていると難しいことではないかな。
ということは、今のセミリタイア生活を楽しみ尽くして過ごしておくと、それは老後(65歳以降)にも活きるということ。
今は想定される年金受給額と同程度の生活費でやっているので、現役時代より使えるお金が少ないせいで毎日を楽しめないということもなし。
今は「毎日を楽しみ尽くすこと」を考えるのが、老後の健康・精神的な安定に繫がりそうですね。