生涯独身者を待ち受ける厳しいお金の問題
生涯未婚で過ごすとなると、気になるのはお金の問題。貯金や資産運用、老後の備えなど、独身者はどうお金と向き合うべきか。
同じ年収の独身者と扶養家族(配偶者や子ども)がいる場合を比べると、独身者の方が多くの税金を支払って手取りが少ないのは事実です。
じゃぁ結婚すればいいかと言うと、扶養できるほどの収入がないから結婚できない人が多いのが現実だから、この比較はそもそも意味がない。
がっつり働く共働き夫婦(子どもなし)なら税制面のメリットは特にないですし。
家族を養えるほどの収入の人が独身でいれば、それなりに貯金ができてしまいますからね。独身を謳歌しすぎて貯金ができていない人は気をつけた方がいいですけど。
逆に子どもを育てるのにお金がかかる時代だし、80代の親が50代の子どもの生活を支えるという「8050問題」の可能性だってあります。
一人暮らしは高コストになりがち
結局、現役時代の手取りの問題よりも、一人暮らしは二人以上で暮らすよりもコストがかかってしまうのが問題です。
光熱費にしろ食事にしろ手間もお金もかかるし、老後の住居の問題も悩ましい。
病気になった時の不安がもっとも懸念されますが、そのために対策・対応をするとまたお金がかかってしまう。
まぁ結婚したとしても、死別や離別して一人暮らしになってしまったら同じなのですけどね。
結局「頼れるのはお金」
子どもや親戚に頼れない人は、結局のところ「頼れるのはお金」になると思っておいた方がいいかな。
もちろん公的な支援の制度もあるので、それを上手く利用できるように情報を持っておくことも大切。
独身の方がお金にシビアにならざるをえないのは事実ですね。一人で気楽に生きるコストだと思ってますけど。
個人的には、独身だと面倒な付き合い・しがらみを減らせる分、お金(交際費)を節約できると感じてますが。
見栄や世間体を気にしすぎるとお金はいくらあっても足らなくなりますから…