生活費を減らしても豊かに暮らす方法はないか
生活費を減らしても豊かに暮らす方法はないか。ミニマリストのなにおれさんは「自分に合わない仕事をしていた頃の僕の生活費は年間240万円かかっていました。転職を経て生き方を真剣に考える中で、気づいたら生活費は80万円になっていました」という――。
結婚してからの生活費は2人分の生活費を2で割った金額なので、単身世帯で年間80万円ではありません。
結婚前に年間100万円まで生活費を減らしているので、それでも凄い減らし方ですけどね。
年間180万円は単身者の平均的な消費支出
2017年の約240万円(’月約20万円)の生活費はちょっと高いですね。
2018年の180万円は単身者では平均的なレベルです。無駄遣いを辞めればできる範囲だろうと思います。
よく老後の生活費の参考にされる家計調査ですが、現役世代を含めて調査は行われていて、単身世帯の消費支出は約15.5万円です。
住居費が22000円くらいなので、都会の賃貸暮らしだともう少しかかるでしょうか。
コロナ禍前は16万円代で、単身世帯もコロナ禍で支出が減っています。
仕事でストレスを溜めてお金を使って発散する悪循環
合わない仕事をして、ストレス発散のためにお金を使ってしまうからその仕事から抜け出せないという悪循環は、同じ悩みを抱えている人が多いかもしれません。
働かなくても生きていける資産を作って、その悪循環(ラットレース)から抜け出そうというFIREの考え方と近いですね。
最後に書かれている「『生きるためにはやりたくない仕事を続けるしかない』という『選択肢のない状態』こそが、生きづらさの正体」というのが真理で、共感します。
FIを達成して仕事しなくても生きていけるのが理想だけど、今の仕事を辞めて転職しても生きていける状態でも生きづらさは減らせます。
「ライトFIRE」は後者かもしれません。FIREというより「しがみつかない生き方」ですね。
自分にとってちょうどいい、幸せに生きていける「仕事の収入と生活費のバランス」(これもワークライフバランス?)を見つけることが大切です。