月5万円の年金で楽しい毎日
シングルマザーでありフリーランスとして働いてきた紫苑さんの年金は月に5万円。お金があってもなくても、お金に左右される人生に心からの安心はなかったと語る紫苑さんですが、「年金月5万円」という生活になってやっと心の平穏を得られ、「最高の今」を過ごせるようになりました。
月5万円の年金生活をブログにして注目を集め、昨年それを書籍にした『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』を出版した紫苑さん。
1年ぶりに『72歳ひとり暮らし、「年金月5万」が教えてくれたお金との向き合いかた40』を出したのですね。
前回の本がそれなりに売れたから続刊の出版となったのでしょうか。
「年金だけで暮らす高齢者の本」はちょっと落ち着いたかと思いましたが、まだまだ出続けるのかなぁ?
「分相応」ではなく「福分」
記事中、「分相応」を「福分」と言っているという話が出てきます。
節約生活において、贅沢をしないための心持ちとしてよく使われる言葉の一つが「分相応」だと思います。
でも「分相応にする」は「我慢する」ニュアンスも感じますからねぇ。
「福分(ふくぶん)」という言葉は私も知りませんでした。
ある程度の年齢以上であれば「ここまでの自分の人生の結果」と受け止めればいいかもしれませんね。
「買えない」を「買わない」にマインドチェンジするというのも、我慢するのではなく自分で決断したと考えるわけですし。
我慢はストレスになりますから、こういったマインドチェンジは良いですね。
ただこの値上がりが続く中で「買えない」と思ってしまいがち。月5万円の年金生活をどう続けているのかが知りたいですね。