「推し活」実施中は27.3%
全国の15~69歳の1,200名を対象に行った「推し活に関する意識調査」の結果です。
「推し活をしている」と答えた人は27.3%で思ったほど多くないと感じましたが、10代53.0%・20代44.0%と若い人は半数に達してるのですね。
ジャンルTOP5はアイドルが最多で41.3%、俳優・女優・モデル・タレントが11.9%で、昔からいたファンクラブに加入して応援するタイプの人が多いように見えます。
最近のようにネット配信者(インフルエンサー)にスパチャを投げまくるタイプの人はそれほど多くはないようで。
「行き過ぎた推し活」に注意
今の10代や20代前半の人にとって「推し」がいるのが当たり前と言うレベルでしょうか。
ただその中には「行き過ぎた推し活」をしてしまう人も出てきます。
最近問題となったコンセプトカフェもその一つでしょうね。
推し活自体が悪いものではありませんが、度が過ぎると人生を壊してしまうかもしれないし、沼らせて短期間に金を巻き上げる仕組みもあります。
「推しを見つけよう」に違和感
「推し活」の認知度が高くなったため、「推しを見つけよう」という言葉を目にするようになりました。
「推しがいるのが当たり前」「流行に乗り遅れるな」と言わんばかりの、広告代理店がやりそうなマーケティングに見えます。
「推し活」にはたくさんのお金を注ぎ込む人もいて、鉱脈に見えるでしょうからねぇ。
私はこれに違和感を覚えました。推しは見つけにいくものではなく、好きから徐々にハマっていくものだという認識なので。
ネットで探すと出てくる「推しは見つけるよりも落ちるもの」「探すものじゃなくて向こうからやってくるもの」という考え方ですね。
「推し活」と言うほどではないライトなファンでもそれで日常が楽しくなれば十分だと思います。
そのうち「マイルド推し活」なんて言葉が使われだしたりして…