令和5年分の路線価公開
毎年7月の頭は路線価公開日です。昨日、令和5年分の路線価が公開され、いつものように実家の路線価をチェックしました。
実家の評価額は、またもや昨年と同じ。これで平成30年(2018年)から「6年連続増同額」という結果になりました。
世間的にはコロナ禍で下がった地域が復活を見せていますが、観光地でもないただの地方の住宅地ですから影響を受けず。
それまではじわじわと下がっていたし、市や県全体は人口現状が続いている地方だけに、下げ止まっているだけでも喜ばしいことです。
全国平均は2年連続の上昇
一方、全国平均で見た路線価は2年連続の上昇で、コロナ禍からの回復がはっきり表れています。
上昇率トップの北海道は、外国人観光客が戻ってきた影響もあるのでしょうね。ラピダスがどこまで結果を出し続けるかはまだ未知数です。
2.3%の上昇となっている熊本県は、台湾の半導体メーカーTSMCの進出の影響でしょうか。
半導体工場やその関連業種で働く人が住む場所となるよう、今頃は賃貸住宅がどんどん建っているのかもしれません。
万が一にでも工場が撤退にでもなったら、激安で貸すしかない住宅になるリスクがあると思うと怖いですね。
そうならないように、また日本の経済のためにも半導体工場がうまく回って欲しいと思います。
経産省が旗振りしているラピダスは、いわゆる「日の丸〇〇の呪い」がありそうでちょっと心配なんで…