楽天カードのポイント付与ルールが改悪
楽天カードは8月1日、カード利用額に応じて「楽天ポイント」を付与する「楽天カード利用獲得ポイント」について、計算方法を変更すると発表した。これまでは月間の合計利用額を基準に算定していたが、11月請求分以降は1回の買い物の利用額を基準とする。
「1回の買い物毎に100円あたり1ポイント」なので、毎回100円未満が切り捨てられるため、ポイント還元率は1%未満になります。
これまでの「月の合計利用金額の100円あたり1ポイント」よりは得られるポイントが減るのが確実ですから改悪ですね。
この改悪は「楽天カード離れ」を加速させる可能性があります。
雑誌やネット記事で「楽天カードから乗り換えるならこのカード!」みたいな特集が増えそう。
「切り売り」の前の改悪なのか?
今週発売の週刊ダイヤモンドの第1特集は『楽天 解体寸前』です。
巨額の赤字が続くモバイル事業の費用を捻出するため、楽天銀行、楽天証券HDと上場させており、さらに楽天市場や楽天カードも上場するのではないかと言われています。
改悪して上場できるのか?とも考えますが、上場してから改悪したら株価がどーんと下がるリスクがありますから、その前に悪材料を出しておきたかったのか?
それにしても楽天モバイルはお金を注ぎ込みすぎて引くに引けないとこまできてしまった感しかありません。
切り売りして総力戦をしかけ、勝つまで戦い続けるしかもう道は残されてないのかなぁ…
総務省としては、楽天モバイルにしっかり独り立ちして収益を出せるようになるまで頑張ってもらいたいだろうし。
この先、楽天はどうなってしまうのやら…