「お得ハンター」は結局損をする?
一生懸命、節約を実践しているのに、なかなかお金が貯まらない──。そんな人は、そもそも節約のやり方を間違っているのかもしれない。買い物時には「少しでも安く」「無料だとお得」と考えがちだかが、そこには落とし穴もある。
たとえば「割引」「半額」「クーポン」といった言葉をチェックする“お得ハンター”。だが結局損をすることが多い。節約アドバイザーでファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんが言う。
自分も「お得ハンター」「割引ハンター」の一人です。
コロナ禍でお店の売り方が変わったり、買い物に行く回数を減らしてからはめっきりハントする回数は減りましたが。
そして割引商品の購入では、買っただけで得をした・節約できたと感じてしまう落とし穴があるのは事実です。
買った商品を食べたり使い切って節約が成立するという事実を忘れてはいけません。
「結局損をすることが多い」と言われると、そこまでみんな無駄をしているとは思いませんけど。
「割引ハンター」やりすぎて通常価格は高いと感じる
割引商品の購入で損をしないように、「通常価格だとしても買うか」を考えてから、というアドバイスがあります。(「定価」は別の意味があるので通常価格に変更)
これはごもっともだと思いますし、アマゾンのデバイス(Fire TV や Fire HD タブレット等)のようにセール時に安売りする可能性が高いものは、そのタイミングまで待って買うのが定番です。
ただ…私は「割引ハンター」をやりすぎたせいか、副作用で「通常価格では到底買えない」になってしまいました。
「通常価格だとしても買うか」が判断基準として使いにくいと感じる人はどうすればいいのやら。
とにかく衝動買いはしないように、よく考えるのが一番ですね。
食品なら今日と明日で食べる分に限るとか、上限を決めるのもありかな。
食品の割引品は食品廃棄物を減らす良い行動でもありますが、食べきれずに捨てたらそれが全く意味のないものになってしまいますから気をつけたいですね。