NISA・iDeCoで陥りやすい2つの誤解
iDeCoやNISAといった資産形成に有利な制度が登場したことで、投資への関心がとても高まっています。しかし、情報があればあるほど、あれこれ悩んでしまい、行動が起こせない人も少なくありません。
今回は、陥りやすい2つの誤解をご紹介します。
「NISAやiDeCoを解説する情報が多すぎて、悩み過ぎる方が増えているように感じる」と、誤解に繋がる情報について解説している記事です
「不労所得」や「ほったらかし」などの耳障りのいい言葉も誤解を招く表現だとするなど、かなり手厳しい。
怪しい情報商材の販売でも耳障りのいい言葉が使われているので、私はかえって怪しく感じますけど。
NISAとiDeCoはどちらをメインで使うのか(あるいは片方だけ使うのか)、そしてどこの金融機関がいいのか、何に投資をするべきなのか、情報が多すぎて投資未経験者はもちろん投資経験者でも迷うものですからねぇ。
売る側(金融機関)のみならず、解説する側にとっても大きなビジネスチャンスになって、情報過多なのは否めません。
情報過多から判断を誤らないように気をつけないといけませんね。
ライフプランは将来を固定化するものではない
私には、記事の最後の部分の「ライフプランは将来を固定化するために考えるものではなく、変動することを前提に、それでも進む方向性を間違わないように、と立てるもの」が刺さりました。
例えば「定年まで働く」というライフプランを立ててしまうと、将来を固定化してしまいかねない。
人生には想定外のことが起きるものだし、自分の気持ちが変わるかもしれない。
変動することを前提にプランB・プランCを用意しておくなど、柔軟な対応も必要です。
一方、資産形成しておくと、人生で想定外のことが起きた時の柔軟性が高まるメリットもあります。
iDeCoは老後(60歳)まで引き出すことができませんが、NISAは本当に必要になれば売って使ってもいい。
などと考えてしまうと、さらに情報過多になって悩ましいですかね…