「平屋ブーム」が到来!?
ここ数年、新築住宅に占める1階建ての平屋住宅が増えています。子どもたちが独立して夫婦だけになったシニア世帯から、小さな子どもが一人の子育て世帯、そしてシングルまで幅広く支持されているようです。首都圏などの大都市圏に住んでいるとあまり見かけませんが、なんと、新築住宅の半数を平屋が占める地域もあるようです。
平屋率が低い大都市ですら、その割合がこの10年で上昇していることから「平屋ブーム」は来ているのかもしれません。
その中心にいるのが、子どもが独立したようなシニア夫婦世帯なのか、子どもがいないか1人程度の若い夫婦世帯なのか、あるいは単身世帯なのかはわかりませんが。
平屋と言っても広さがわからないのでなんとも言えませんね。
子どもの頃の私は平屋に住んでいた
現在、母が一人で住んでいる私の実家は、1970年代に建てられた典型的な2階建ての家です。
ただその前に住んでいた家は平屋だったことを思い出しました。小学生になる前のことなのであまり記憶がないのですが。
子どもが大きくなるタイミングで引っ越したのです、
家屋自体の価値が大きく下がらないアメリカなどでは、ライフスタイルに合わせて広さの違う家に引っ越すのが当たり前ですが、まさにこれと同じ。
子どもが独立して広さを持て余すようになったら、手頃な広さの部屋に引っ越すというのもあり。
ただ日本では中古住宅の価値は低いので難しいのですよねぇ。
老後、2階建ての広い家は持て余す
子どもがいるうちは2階建てで広い家が必要でも、子どもが独立したら持て余すことになります。
子ども部屋おじさん・おばさんとして済み続ける可能性もありますが。
老後の終の住処に求められる条件の一つに「1階で生活が完結すること」があり、平屋ならば自動的にこれを満たしています。
先々のことも考え、多少狭いと感じる時期もあるかもしれないけれど、最初から平屋にしておくというのもありかな、と。
土地が高い都会では難しい話しですけどね。