約2億円の資産を築いてFIREするまでの6つの行動
・49歳までに彼女の純資産額は130万ドル(約1億9400万円)に達し、安心して退職してその先ずっと生活していくために十分な額となった。
・彼女は、生活費を抑え、収入を増やし、投資を学ぶことで、この目標を達成した。
「FIRE」をすると言えば、IT系の仕事で高給を稼ぐ20代や投資で成功した人、というイメージがあると最初に書かれています。
しかし、それは昔からの「早期リタイア」をする成功者像であって、「FIRE」はそれよりも少ない資産と抑えた支出で早期リタイアするムーブメントから始まったと記憶しています。
5年前、FIREムーブメントが話題になり始めた時の記事で、その火付け役だった方が30歳でリタイアした時の資産は60万ドルでした。
インフレが進んでいるとは言え、49歳女性はその倍ですからねぇ。
リタイア後の生活費が年4万ドル(約590万円)とはかなり余裕のある生活に感じました。
今の日本が安すぎるだけなんで、アメリカじゃそこまで余裕はないのかな?
「得意分野を見つけること」
FIREするまでの6つのステップの5番目、「自分の金銭面での得意分野に集中する」が大事だと感じました。
支出を抑え・収入を増やし・投資で増やす、のどれもFIREには必要だと言われますが、どれに注力すべきなのは人によって違います。
収入を増やすにしても、本業に力を入れるのか副業で頑張るのかも、その人の環境によります。
自分のリソース(時間・お金)をどれにどれだけ割くべきか、これはFIREに限った話ではないですね。
FIRE後にやりたいことを見つけている
この女性はFIRE後にやることも決まっているようで、「FIRE卒業」とは縁遠い方のようです。
大学院で勉強した後はパーソナル・ファイナンシャル・プランナーやファイナンシャル・セラピストとして活動しそうで、そうならば完全リタイアではなくなるのかな。
ファイナンシャル・セラピストは、ファイナンシャル・アドバイザーと心理療法士を兼ね備えた仕事だそうで、そのための修士があるのに驚きました。