歳を取れば自然と少食になっていく?
節約をするとなると真っ先に削る対象になりがちなのは食費です。
しかしながら、食べることが生きがいという人にとって、食費の節約はし難いものでしょうね。
単純に量の問題だけであれば年齢とともに減っていくとは思います。私も食べられなくなっているのを実感しています。
ただ食費という点では年齢階級別の統計があり、減っていない現実もあります。
単身女性は60歳以降のほうが食費がかかっている
統計データでは、単身の女性は高齢者(60歳以上)になれば食費が減るどころか、逆に増えています。
歳をとれば食費が減るというのは男性だけ。
こうなっている理由を推察すると、食べる量は減っても「(高くても)美味しいものを食べよう」と考えるから、でしょうか。
外食(の一部)も含まれている可能性があり、これは女性のほうが交友関係が多いことが考えられます。
元記事タイトルのような「食べることが生きがい」というタイプの人は、まさにこの方向に走ってしまう可能性があり、老後の食費は自然に減るという期待は持ってないほうがいいかも。
満足度と栄養価を維持して節約できるか?
食費の節約において、栄養価をおざなりにすると将来の健康への影響が心配です。
また「食べることが生きがい」というタイプの人にとっては、満足度を落とすとストレスになりかねません。
満足度と必要な栄養価を維持して食費の節約をするのは簡単ではありませんね。
できることと言えば、料理の腕を上げて自炊で安くて美味しい料理を作れるようになることでしょうか。
ガチ節約タイプの人からすると、月3.5万~4万円という食費は信じられないくらい多いかもしれませんが、これが世間の平均です。
食費の節約をすれば平均よりもずっと下げられる余地がありますが、それで生きがいをなくさないようにしないといけませんね。