10万円の年金のみで生活できるか?
子どもを育てた親(夫)の男性の年金が月10万円というのはあまりないと思いますが、自営業の期間が長い場合はあるのかな。
夫がサラリーマンとして長く勤め、妻は専業主婦だったという夫婦は、平均で言えば男性の厚生年金は16万円、妻は国民年金で6万円台になりますが。
ですから月10万円で生活できるかどうかは、これまで夫婦でどのような生活をしていたかにもよりますね。
夫の年金が月10万円・妻が6万円の合わせて16万円で夫婦暮らしていたのならば、一人になっても平均より質素な生活ができる可能性はありそう。
生活力がないと平均的な生活費でもヤバい?
持ち家があり、一人暮らしの経験がありそれが長くて生活力があるような男性であれば、自炊・節約をきっちりして月10万円で生活できる可能性はありそう。
しかし妻に生活に関する部分を任せっきりだった男性は、生活力のなくて苦労すると予想されます。
単純にお金を援助すればいいのかというと、食生活はそれでは済まないかも。
「好きなものを好きなだけ食べる」なんて生活をしてしまったら、すぐに健康に影響しかねないわけで。
こればっかりは食事が健康に繋がっているという意識を持てるかどうかなんですよねぇ…
その男性の生活力によるのでケースバイケースです。
母親が先に亡くなるとお金があっても心配
母親が先に亡くなり父親が残されると心配だという話になると、『きのう何食べた?』の2巻でシロさんの父親のがんが発覚した時のエピソードを思い出します。
佳代子さんに相談したら自分の父親のがんがわかった時は「母親でなくて良かった」のだと言われて、やはりそうなのかとホッとします。
母親は経済的な問題さえクリアすればいいけど、父親はそうもいかないから、というものです。
もしも高齢の父親が一人になった時は、金銭的援助だけでは済む話ではないというのが現実的ではないでしょうか。
まぁ私の場合などは、高齢の母親からちゃんと生活できてちゃんとしたもの食べているのか心配されてるくらいですけどね。(一応、健康診断の結果は良好です!)