「最高のおひとり様人生などない」と悟った瞬間
ところが、2年前のある時期をきっかけにAさんは「最高のおひとり様人生などない」と悟ります。
Aさんが47歳のある日、職場の廊下で突然体調が悪くなり倒れてしまったのです。幸いすぐに同僚が発見し救急車で病院に運ばれました。
ひとりでいることが好きでおひとりさま人生を謳歌していた男性が、病気を機に考えを変えざるを得なくなってしまったと。
この話がどこまで本当にあったことなのかはわかりませんが、孤独死は高齢者だけの話ではなく、40代や50代でも起こっているのは事実です。
一人暮らしだと、病気で寝込んでしまうだけでも不安に襲われますし、楽しいおひとりさま人生は健康あってのこと。
私にとってもやはり健康が大事だとあらためて思いました。
リタイア後の生活で大切な3つの「K」
リタイア後の生活で大切なのは、「お金(カネ)」と「健康」と「孤独(対策)」の3つの「K」だと言ってきました。
記事の方の場合は「お金」については余裕がありますが、「健康」が不安になり、そこから「孤独」の不安も出てきたという状態。
これに対して記事では「結婚・同棲を選択肢に」とアドバイスしています。
女性との交際経験なし、人間関係そのものが苦手という人へのアドバイスとしてはちょっとねぇ…
婚活においては、収入が高く貯金もあるのは有利ではあるものの、コミュ力が低いであろうアラフィフ男性には非常に厳しい世界です。
フィナンシャルプランナーにお金の相談するのはいいけれど、人生の相談はしないほうがいい、がわかる事例の一つかな。
貯金4,000万円ならセミリタイアが可能では
地元の北海道に戻って転職すると年収が下がるから避けたいとのことですが、そこの考えを改めたほうがよくないでしょうか。
貯金4,000万円もあるなら、支出を抑えれば低収入の仕事でもやっていけるでしょう。セミリタイア・サイドFIRE的な生き方へのシフトです。
脳卒中の原因の一つに仕事のストレスがあったのであれば、ストレスが少ない仕事への転職は寿命を伸ばす効果がありますし。
生活を変えるのは簡単ではありませんが、結婚・同棲を考えるよりは現実的ではないかと。