「貯金ができない人」の体質
「貯金ができない人」がやるべき節約法として
- 先取り貯金
- 用途別にお金を封筒などに分けて管理
- 現金主義でお金が出ていく痛みを感じる
- まとめ買いはしない(あると使いすぎるから)
などを勧める場合があります。
「貯金ができない人」の中で最も多いであろう「あればあるだけ使ってしまう」タイプの人向けの節約法ですね。
これらの節約法で「貯金体質になれる」と書いている場合もありますが、それには違和感があります。
これらは「対症療法」としては有効ですが、「あればあるだけ使ってしまう」体質を根本的に変えるわけではありません。体質は変わってないのです。
本当の「貯金体質」ならば
本当の貯金体質ならば
- 必要最低限しか使わないから先取り貯金必要なし
- カードを使っても支出を把握して、ポイントもゲット
- 必要最低限のまとめ買い・無駄遣いなしで節約
をするわけですよ。
「給料が入ったばかりだから」とか、「まとめ買いしたのがたくさんあるから」とか言って浪費をすることがない体質こそが「貯金体質」なわけですから。
体質を根本的に変える方法は?
では、体質を根本的に変える方法はあるの?
私の体験談で言えば、無職で収入がなく貯金が減っていく中で「最低レベルの生活」を体で覚えたことでしょうか。(元々ケチな性格ですけど)
「あればあるだけ使ってしまう」なら、本当にない状態を経験するのが一番ということになりますが、そのために無職になるなんてことは流石にオススメできません。
先取り貯金で収入の一部を別口座に移し、最低限の生活費を入れた口座で「これだけしかない」という気持ちで生活をしてみるといいかもしれません。
しかし「別口座にあるから」という気持ちで使ってしまうのではないかとも思います。
人間変わるのは本当に切羽詰まった時ですからね…