平成30年度「老後の生活設計と公的年金に関する世論調査」
老後の生活設計について、「何歳まで仕事をしたいか(したか)」を訊ねた問いに対して、全体で30歳以下が2.6%、31~40歳が1.3%、41~50歳が3.0%という結果でした。
ただこれは男女で大きな差があり、男性だけで見れば30歳以下が0.1%、31~40歳が0.2%、41~50歳が1.0%で、50歳までの早期リタイア志向・早期リタイア済みの人はわずか1.3%という結果です。
女性の数字には「仕事を辞めて専業主婦になる」も入ってそうですから、男性の数字の方が現実的かな。
60歳未満で早期リタイアしたい・した人の割合は
41~50歳の上の選択肢が51~60歳になっていて、この中の大半が「60歳」と答えた人ではないかと思います。
できれば50歳以上のところは5歳刻みの選択肢にしてくれれば、51~55歳で早期リタイアした人の割合がわかるのですが。
それでも51~55歳の割合はせいぜい1%くらいでしょうねぇ。
59歳までの早期リタイア志向・早期リタイア済みの人は3%くらいだと思います。
この数字は、個人的にはそれくらいかなーと思います。
「これまで働いておらず、これから働く予定もない」人の割合
「これまで働いておらず、これから働く予定もない」は全体で3.5%で、男性では0.9%、女性が5.8%となっています。
生まれてずっと無職を通している・通してきた人の割合です。
男性の人口が6000万人とすると、54万人がずっと無職の人ということになりますかね。
もちろんその中には生まれつきの病気など、働けない事情もあるとは思いますし、「その他」「わからない」には、これまで無職だけど働く意向を持っている人が入っていると思われます。
逆に親のお金で働くことなく生きる人も中にはいるんでしょうね。