老後のシナリオ大崩壊の元凶
老後破産する原因と言えば、収入が多かった現役時代終盤の支出をそのまま続けてしまったり、定年後に旅行や趣味で浪費をすることがまず最初に挙げられます。
定年後に自分のお店を持ちたいだとか、会社を立ち上げるのもリスクの一つです。出資詐欺もありますし、アパート経営などの甘い話にも注意は必要です。
きっちり支出を管理できる人なら、このような浪費や危険な投資は自分で抑えることができるので心配する必要はないでしょう。
自分で管理できる人でも、病気や怪我、災害などで生活が大きく変わった場合は老後破産のリスクはあります。
病気や怪我より子どもの方が老後破産のリスク?
ニート(無職)・引きこもりの子どもがいる場合のリスクは「8050問題」でよく知られるようになりました。
また、結婚した子どもや孫への援助も老後破産のリスクになるという記事もありました。
そして今回の記事に出てきたのが「脱サラした息子の開業資金を援助」というパターン。
自分で資金を用意できないのに開業するのは無謀としか言いようがないですが、出しちゃうもんですかねぇ。
息子がどこかで聞きかじって「脱社畜」とか言い出したら気をつけた方がいいかもしれません。
やるなら自分の金でやれって話ですけどね。
独身の方が老後破産のリスクは少ない
こうしてリスクとして挙げられる数だけを見れば、独身の方がずっと老後破産のリスクが少ないことになりますね。
老後破産のリスクの度合いは、老後資産の金額と年金額やそれ以外収入、そして支出の額で決まってくるので、独身の方がリスクの高い人が多いと思いますが。
私の場合は老後資産も年金額も多くはないので、いかに支出を絞るかの勝負だと覚悟しています。
下流老人に転落するリスクは全く恐れていません。
なぜなら今は下流中年で、そのまま下流老人になるだけなので(;´∀`)