代官山にある賞味期限が切れた食品の販売店
こうした訳あり食品についてネットでは…
「20円で買えるなら問題なし」「中毒起こさなければ良いが」「廃棄するなんてありえない」
安全に食べられる期限を示した「消費期限」に対し、おいしく食べられる期限を示した「賞味期限」。切れていても問題ないのだろうか?
確かに中毒が心配になりました。
食中毒ではなく、このお店でしか買えなくなってしまう中毒(依存症)の方に(;´∀`)
食中毒の心配で言えば、賞味期限内で買った商品でも自宅に長く放置していると起こり得る問題です。
まさに自己責任の世界ですから、あきらかに異常がみられる場合を除けば問題ないでしょう。
買いたい人、食べたい人だけが買えばいいだけの話ですから。
近所にこんな店があったら、私は毎日のように行ってしまいそうです。
「消費期限」と「賞味期限」が紛らわしい
美味しく食べられる期間の目安としてつけられた「賞味期限」とよく混同されるのが「消費期限」です。
ブログなどでも言葉を間違って使っているのを見かけることがありますし、メディアでも「賞味期限」を1日でも過ぎたら健康被害があるかのような言い方をします。
賞味期限の1日前なら問題なくて、1日でも過ぎたら危険になるような完璧なタイマーがあれば逆にすごいことですね。
その影響から、賞味期限が長い食品については年月だけの表示に変わりつつあるわけですが。
賞味期限自体、安全率をかけて7割から8割の設定になっているので、賞味期限が製造から1年や2年の商品なら、1ヶ月、2ヶ月なんて問題になることはないでしょうね。
食品ロスを減らすためには「賞味期限」を辞めたほうがいい
本気で食品ロスを減らそうと思うなら、「賞味期限」という言葉を改めた方がいいですね。「消費期限」とあまりに似すぎているので。
製造から1ヶ月以内の食品につけられる賞味期限もあれば、賞味期限が数年の食品もあって、幅がありすぎます。
短期のものは賞味期限で、長期で常温保存がきく食品には別の言葉を使うようにするとかですね。
そうすれば期限が近づいても売りやすくなるでしょう。