東海林さだおの奇想天外なヒマつぶし法
急に予定がキャンセルになってヒマな時間ができたとき、何をしたらいいかわからない。
定年退職後、趣味もなくどう過ごしていいかわからない。
「ヒマ」というのは「時間がありあまっている」ということだが、かならずしも歓迎できないケースが多々ある。
特に日々忙しく過ごしている人ほど、急に時間に余裕ができたとき、何をしていいかわからなくなったりするものだ。
私は「暇でしょうがない」「暇つぶしに何をするか悩む」ことが少ない人間なので、時間が余って「何をしたらいいかわからない」という感覚はわかりません。
でも世の中には「定年後は暇で困る」という人がたくさんいますし、「セミリタイアなんてしたら暇を持て余すのでは?」と言われることもあります。
「退屈を楽しむ」気持ちの必要性
でも、東海林さだお氏がやっているように、自分の周りにある様々なものに面白さを見出すのは大切です。
例えば、アリの行列を眺めているだけ、はつまらなさそうなイメージですが、そこにだって面白さを見出す人はいます。
「退屈を楽しむ」くらいの気持ちで、他の人が面白いと言ってないものにでも、面白さを見出せばいいのです。
そうは言っても簡単なことではありませんけどね。
日常を忙しく過ごしている人なら、ぼーっとするのもまた良いことです。
それでも時間があるとスマホをいじりがち
今は外で暇な時間ができても、スマホがあれば暇だと感じることのない時代です。
基本無料はもちろん、広告さえ見ればいいだけの無料ゲームも多いですし、SNSやってるだけでもあっという間に時間が過ぎてしまいます。
でも誰かが用意したものをそのままで楽しむよりは、自分で楽しさ・面白さを見出した方がいいんですよねぇ。
「自分一人で時間を潰すことができる能力を『教養』と呼ぶのである。」という言葉がありますが、楽しさを見出せすには教養が必要なのかも。
「退屈を楽しむ」にはイライラしない心の余裕も必要だし、かなり難易度が高いことなのでしょうね。