中国ではゲームのプレー時間急増
新型コロナウイルスが拡大している中国では、春節休暇が延長されました。
かといってわざわざ人混みに出かけるわけにもいかないし、市中の販売店や外食店も休んでるお店が多かったり。
流通にも大きな影響が出ているのでしょうがないですね。
仮に外に出かけられるとしても、そんなにお金がある人ばかりでもないでしょう。
結果として、ゲームをプレーする人が増えていると。月額課金のオンラインゲームならいくらやってもお金かかりませんしねー。
今は通話しながらチームでプレーするオンラインゲームも多いので、外に出ることなく人との交流はできます。
「家にひきこもってゲーム三昧」は健康によい
「家にひきこもってゲーム三昧」が、感染症という観点からは「健康に良い」となってしまいます。
健康だけでなく、疫学的にも感染症を拡げないので正しいと言えますかね。ええ、社会に貢献しているわけです。
まぁ座りっぱなしで運動不足になるので、別の観点では健康に悪いのですけれど(;´∀`)
物事にはメリットとデメリットの2つの側面があり、1つの側面だけを見てはいけないといういい例でしょう。
香川県の「ゲーム規制条例」はどうなった?
一方で、香川県議会は「ゲームは1日60分」など、子どものゲーム依存症・ネット依存症対策のための条例を制定しようとしています。
ゲーム依存症・ネット依存症対策の必要性はわかりますが、その対策が「ゲームは1日60分」でいいのかどうか。
コンピューターを触っているだけなのか、ゲームをしているのか、判断が付けにくいのもありますしねぇ。
そもそも大人のネット依存症・SNS依存症の方だって問題で、治療するための体制を整えないと意味がありません。
ゲーム依存症・ネット依存症・ギャンブル依存症・アルコール依存症・薬物依存症・万引き依存症(窃盗症)などは、病気と認識されず「意志が弱い」としか見られなかったり。
そこから変えていかずに、とにかく制限をすればいいと考えていやしないか心配になります。
ゲームを作れるくらいの人材を育てるべき
行政にはむしろ、「ゲームを作れる人材を育てる」くらいぶち上げて欲しいんですけどね。
株式会社スパイク・チュンソフトの創業者の中村光一会長は、香川県出身で高校時代からPC-8001用のゲームを作って雑誌に投稿していました。
私はそのゲームで遊んでいたクチですが(;´∀`)
現状では高齢の議員たちが「自分たちが理解できないものに規制をかける」にしか見えません。
ゲームやネットのやりすぎはよくないけど、コンピュータを使える人材を育てなければいけない時代ので、子どもの頃から触らせた方がいいわけで。
大人がちゃんとコンピュータやネットの仕組みを理解し、付き合えていないから、教えようがないかな…