イギリスで変異ウイルスが拡大
新型コロナウイルス変異種の急速な感染拡大に警戒感を強めたイギリスのボリス・ジョンソン首相は12月19日、それまでの方針を急転換し、大規模なロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。首都ロンドンを含むイングランド南東部の大部分が対象で、クリスマスシーズンに世帯の枠を超えて集まることも禁じられた。
欧米では12月23日からクリスマス休暇を取る人も多いようですが、今年はロックダウン(都市封鎖)の中で、家で静かに過ごすしかないようですね。
ロンドンを含む南東部では複数の世帯の交流が禁止なので、家族でひっそりと過ごすしかないと。
友人と集まってクリスマスを祝おうと考えていた独身者は、今年「クリぼっち」になってしまうわけですね…
変異種による新規感染が全体の6割以上
ロンドンではこの変異種による新規感染が全体の6割以上にのぼっているとのことで、変異前のウイルスは感染対策のおかげで減少している中で、変異種はそれでも拡がっているということなのかな?
これは日本におけるインフルエンザウイルスと新型コロナウイルスの関係もよく似ています。
今年のインフルエンザの流行は例年とは比べ物にならないくらい激減しています。
これは新型コロナへの対策(手洗い・マスクなど)がインフルエンザの感染を抑える効果があったということ。
それでも新型コロナの感染は拡がっているので、感染力の高さがわかりますし、それ以上に感染力の高い変異種とはね…
日本もイギリスからの入国を停止
各国がイギリスからの入国を停止する中、日本政府も12月24日以降にイギリスからの入国停止措置(日本人は除く)を決定したようです。
でも既にイギリス以外でも変異種が確認されているので、もう遅いかもしれません。イギリス以外の国を経由して入ってくるかもしれません。
変異種が拡がっている南アフリカでの分析では「併存疾患のない若年層で重症化するケースが増加」とのことで、若い人は無症状か軽症で済むからとたかをくくれなくなりそう…
日本でも既に拡がっている可能性はあるし、お正月は家でひっそりしておくのが良さそうですね。