運転免許を手放せない本当の理由
『「代わりの移動手段がないから」だけではない、運転免許を手放せない本当の理由』
自分もいつか運転免許証を返納する時、クルマに頼る生活を辞める時が訪れるのを覚悟はしていますが、その時にすんなり踏ん切りが付けられるかはわかりません。
病気で明らかに運転できなくなれば諦めもつきますが、徐々に運転能力が衰えていった時にどこで踏ん切りをつけるのか悩みそうです。
公共交通機関で便利に生活できる都会の人の感覚で「返納すればいい」と言われても「はいそうですね」とはなりませんしね。
運転をやめたら介護リスクが上昇!?
記事中「運転をやめた人の要介護リスクは運転を続けている人に比べて約2倍に上がる」とのデータが示されています。
これは近いうちに要介護になりそうな兆候、例えば脚に異常が出始めたなどの症状が出て運転をやめたのだとすれば、因果関係が逆です。
一方で、運転をやめたら外に出る機会が激減したためにより早く要介護になったケースもあるでしょう。
田舎では近所のコンビニに行くのにもクルマを使う、という話があるように、都会の人よりも歩いてないです。
運転をやめたらその分公共交通機関や自転車で出かければいいのですが、クルマに慣れすぎた生活習慣を変えられずに出歩かなくなってしまう、「クルマ生活習慣病」になってしまいそう。
いやクルマ依存でろくに歩かない時点で「クルマ生活習慣病」なんでしょうけど。
自動運転車が普及していればいいけれど…
私が免許返納をする頃に、公共交通機関・タクシーが自動運転化して利用しやすくなっていれば、安心してクルマを手放すことができます。
と言っても地方でそれが普及しているかというと微妙かなぁ。やはり一定の利用者が見込めるところから普及するでしょうし。
地方では高齢者が運転する危なっかしいクルマがうじゃうじゃいて自動運転車とってはハードな環境で普及のハードルになっていたりして…
衝突被害軽減機能など、安全機能が高まったクルマの義務付けで事故を減らすことが先ですかね。