「ひきこもり」でなく「こもりびと」
「ひきこもり」ではなく「こもりびと」――そう独自の呼称をつけ、ひきこもり状態の人を支援している神奈川県大和市が、市民の理解を深め、当事者やその家族が孤立しないよう施策を推進する「こもりびと支援条例」を制定する。条例案を開会中の市議会本会議に提案。可決後の今月27日の施行を目指す。
「ひきこもり」は固定イメージやマイナスイメージがついているので、支援しやすい・支援を受けたい人が声をあげやすいようにするのはいいかも。
おそらくNHKが「こもりびと」と言い始め、ドラマも放送したから採用されたのかな。
「こもりびと」がベストかどうかはわかりませんが、「ひきこもり」のマイナスイメージがないだけ良いかと。
広義のひきこもりまで合わせると100万人
でも名称よりも大切なのは、支援条例をどうまとめて、どういう施策を行うかですね。
内閣府が2018年に実施したひきこもりの実態調査によると、40歳~64歳の中高年層を対象にした調査では61万人以上がいて、15歳から39歳と合わせると100万人以上と推計されています。
これだけ年齢の幅が広くひきこもっている事情が様々であると考えると、必要とされる支援策も多くのメニューを用意しなければいけません。
「8050問題」などが注目され、やっと動き出したばかりで、まだまだ手探りの段階ですかねぇ。
「セミリタイアこもりびと」へ
私は買い物くらいにしか外出しない広義のひきこもり(内閣府の定義では準ひきこもり)であり、「セミリタイアひきこもり(生活)」と自称してきました。
「こもりびと」が定着していったら、自称を「セミリタイアこもりびと(生活)」に変えようかな。
悪くはないかなーという感じです。