「セルフレジ」1000人に聞いてわかったイライラ体験談
スーパーやコンビニなどでセルフレジの導入が急速に進んでいる。2022年のスーパーマーケット年次統計調査によると、セルフレジの設置率(「設置店舗がある」と回答したスーパーの割合)は全体の25.2%。2020年の15.8%と比べると、コロナ禍でセルフレジの導入が一気に加速したことがわかる。
セルフレジの導入が増えた背景には、人手不足と人件費削減がありますから、今後も増えていくことは間違いないでしょう。
ただしセルフレジの導入店が増えたとしても、深夜などを除けば有人レジをゼロにはしないので、セルフレジが苦手な人と棲み分ければいい。
イライラ体験1位の「操作方法がわからない」ですが、そういう人は有人レジへどうぞという感じ。
会計だけセルフで行うセミセルフで戸惑う場合は選択肢がないのでどうしようもありませんが。
ユーザーインターフェースには改良の余地あり
私が知っているセルフレジはどこもスキャンしてからマイバッグに入れて計量チェックをしなければ次のスキャンができない仕組みです。
なので「2回スキャンしてしまう」というタイプのセルフレジがあることに驚き。
セルフレジ全体を担当する店員が一人いてチェックするためお酒も買えます。
お店によって、あるいは開発する会社によって仕組み・ユーザーインターフェースはバラバラだし、まだ何がベストなのか模索している段階でしょうか。
各社で話し合ってある程度ユーザーインターフェースの共通性を持たせれば、ユーザーの戸惑いが減っていいかも。
私もイライラさせちゃってるかも?
私がセルフレジイライラ体験に答えるとすれば、「小さな子どもがやりたがって遅い」です。
子どもがスキャンを自分でやりたがる気持ちはわかるけど、混雑してる時にやらせて時間がかかってるとイラっとします。
セルフレジには固定のバーコードスキャナだけでなく、予備のハンディスキャナも用意されているので、それを子ども持たせて読ませればいいのに、と思ったり。
逆に、最近は「セミセルフ・ただし現金のみ」というお店もあって、カードで払う時はセミセルフの支払い機に移動せず店員に操作してもらうので、現金払いよりも後ろの人を待たせてしまいます。
もしかすると私も後ろの人にイラっとさせてるのかと気になりつつも、キャッシュレス派なのでカードで払っています。
悪いのはセミセルフの支払い機が現金のみであることなんですけどね。
まぁお互い様のところもあるので、あまりイライラしないような心持ちでいたいものです。