「はたらく幸せ実感」日本はワースト1位
パーソル総合研究所が実施した調査で、日本は「はたらく幸せ実感」が世界最下位だった。その原因はどこにあるのか。パーソル総合研究所の井上亮太郎さんは「日本人は異質な他者への寛容性が低い傾向にある。寛容性は、はたらく幸せ実感と相関の強い観点であり、日本の就業者の幸福感が低い要因の一つと考えられる」という――。
日本は「はたらく幸せ実感」が最も低い(49.1%)が、「はたらく不幸せ実感」も3番目に低い(18.4%)です。
記事中でも書かれているように、日本人はこの手の調査では「ふつう」だとか「どちらでもない」があると控えめに答えてしまいがちなので、ワースト1位を難しく捉える必要はなさそうですね。
「はたらく幸せ実感」と「はたらく不幸せ実感」の差が小さい、あるいは「はたらく不幸せ実感」の方が多ければ大問題ですけど。
「はたらかない幸せ実感」も調査して欲しい
「はたらく幸せ実感」「はたらく不幸せ実感」の調査と同様に、早期・定年リタイアした人を対象に「はたらかない幸せ実感」「はたらかない不幸せ実感」の調査もしたらどんな結果になるのかな?
早期リタイアした人は「はたらかない幸せ実感」が高いとは思いますが、定年退職した人では「はたらかない不幸せ実感」も高くなりそう。
FIREした後に「はたらかない不幸せ実感」を持ってしまった人は「FIRE卒業」になるパターンですかね。
「はたらかない幸せ実感」があるうちがフラワー?
私がもし調査を受けたら「はたらかない幸せ実感」があると答えます。(完全無職ではないから該当者ではないかもですが)
ただそれがずっと続くのかはわかりません。実感があるうちが花と考えた方がいいのかもしれない。
生きていくのに働かなければならないのに、「はたらく不幸せ実感」を感じるよりはマシでしょうけど。