「お金を貯めるには、無駄な支出を減らすこと」
「お金を貯めるには、無駄な支出を減らすことが不可欠」という基本中の基本の話がメインなので、既にきっちり節約してがっつり支出を減らしている人にとっては今更な話でしょう。
まだできていない人にとっては、何が無駄な支出かを分けられないのが最大の問題になると思いますが。
「無駄な支出を減らす」は言葉で言えば簡単だけど、無駄の方に切り分けるのが難しい。ずっと習慣でやってきたことはすぐにやめられなかったりしますから。
「欲しいもの」は「必要なもの」と考えてしまう
記事では「『必要なもの』と『欲しいもの』を区別して、『必要なものに優先的にお金を使う(欲しいものはあと回しにする)』こと」とありますが、これが難しい。
「欲しいもの」ができてしまうと、それを「必要なもの」だと思ってしまう、さらには自分にとって「必要なもの」だという情報を集めてしまうもの。
つまり都合のよい情報ばかりを集める傾向、「確証バイアス」が働いてしまいます。
そうなってしまうと、「欲しいもの」を手に入れないことがストレスであり、諦めたら後悔が残ってしまいます。
生活に必要なものではないとしても、メンタル的に必要なものになってしまうわけですね。
特に食欲からくる「欲しい(食べたい)」は強く出やすいし、我慢しすぎると反動も大きく出るので注意が必要です。
欲しいもの探しをしないこと
以前、「当たり前の節約術3つ」の一つとして「自分から欲しいもの探しをしない」がありました。
「欲しいもの」を作らなければ「必要なもの」だと思い込むこともありません。
他人が持っているものをすぐに欲しいと思わない心を持ち続けることが必要です。これも簡単ではないかな。
もちろん「必要なもの」の中でも優先順位をしっかりつけて、最も必要なものから買うようにしないといけませんね。
「欲しいもの」が「お金」にならば資産を作れる
資産を作る上で最も強いのは、「欲しいもの」が「お金」になることだと思います。
お金をたくさん手に入れたことで幸せを感じるのであれば、幸せになるために何を買うべきかで悩まなくてもいいですし。
「ゼロで死ぬ」などと考えず、死ぬ時に持っているお金が多ければ多いほど幸せ、もまたいい人生ではないでしょうか。(ただし万人には当てはまりません)